
ナンパの「友達」対策についての質問のメールが
予想以上に多く届いて、1つ1つ返事に全部書くのが大変なので、
ここで解答したいと思います。
っていってもそんな大したものじゃないですが。
友達という道徳的問題をふっかけてきた相手には、こちらも
独自の哲学を展開します。すなわち、「友達不要論」です。
「友達なんて必要なくなーい?アタシは彼氏さえいれば楽しいもん♪」
すっごく頭が悪そうに言うのがポイントですね。
ちょっと丁寧に言う場合、
「この歳になると、友達っていうのもねえ、休みの日は彼氏に
会うだけで精一杯なんで必要性を感じませんねぇ」
ちょっと疲れた口調で。
相手が頭の悪そうな男性の場合は
「友達ですって?あなた友達が必要なの?私には必要ないんですけど。
友達がいてなんかいいことあったかい?友情によって得られたものって
なんかあるかい?友達によって得したことがあるのなら具体的に
数字で説明してもらいたい!」
ラップの如く早口でまくしたてるのがポイント。
相手が圧倒されてる間に逃げます。
上記3つとも、よくよく考えれば人格を疑われるような変な発言ですが、
咄嗟に言われるとなんか納得してしまう人が多いですね。
どれも「友達」という概念、その存在意義を否定してるので、相手そのものを
否定しているワケではない分、相手も決定的には傷つかないのではないか、と
思うのは私の思いあがりでしょうか?
でも、交際の断り方だって、
「あなたとは付き合えない!」と断るのと、
「今は恋人とか欲しくないから」って断るのでは後者の方が
相手は傷つかないんじゃないでしょうか?
相手個人は否定せず、(嘘でも)恋愛自体を否定してるので。
でも、ここまで相手に気遣う余裕が無い場合もあります。
その時は、やや相手を否定してしまいます。
例えば、すっごいオジサンとか明らかに既婚者の場合、
「あなたと私がお友達ってのはおかしいでしょ!不倫カップルだと
思われたくないので・・・・・・」
モロ下心全開の輩には、釘を刺します。
「友達はいつまで経っても友達のままですよぉ。あなたが期待するようなことは
未来永劫起こり得ませんよ!」とキッパリ!
「どういう男が好みなの?」と好きなタイプを訊いてきた男性には
「真面目な人!」とか「純粋な人!」と明らかにナンパしなそうな
男性が好みだとキッパリ言います。その時のナンパ男のちょっと困惑した顔を
見るのは結構愉しいかも!?
単に「彼氏がすっごい嫉妬深くて怒ると何するかわかんないから
男友達とか作れなくて・・・・」というのも気が弱そうな男性には結構有効です。
上記いずれかの方法で友達拒否をするとですねぇ、
大概の男性は、「友達」という一歩譲歩したステージから
また初期の恋愛(というか性欲)の原始的ステージに戻ります。
でも私は初めに「彼氏がいる」と宣言しているので、
「気が向いたら連絡して」とか「今の彼氏ともし別れたら・・・」
と言って、電話番号なり、メールアドレスなり連絡先を書いたメモとか
名刺とかを渡してきます。最低限の礼儀として、それを丁寧に受け取ります。
(後でゴミ箱行きでしょうが。)
男性もそれで一応納得するのか(ほぼ100パーセント連絡がくるとは思ってないでしょ
うが)「もしかしたら・・・・・」と極めて淡い期待を抱かせつつ、私は去ります。
念のため、行き先とは反対方向へ少し歩いたりして・・・・。
当たり前ですが、こちらの連絡先は教えません。
聞かれた場合は「携帯持ってないんで」と答えます。
元々持ってないと言ったり、さっき解約したばっかで・・・と言います。
自宅番号を聞かれたら「家族と同居してるからかけられても困るんです。」と。
とまあ、こんなところです。
男性の方へ。
最もよくある、声をかけるきっかけ作りは、
すぐ近くなのに「駅はどこですか?」と尋ねるセリフなのですが
あれは2重の意味で嫌なので止めて下さいね。
もろナンパってのがバレバレなので無視してるんですが、
「本当にどこなのか分からない人だったらどうしよう・・・?」
といらぬ罪悪感が湧いてくる時もあります。
しかし、親切丁寧に教えている自分を想像すると・・・・、
嗚呼、とっても滑稽過ぎて、とてもできません。
というか、ナンパなんて止めましょうよ!