2005年02月26日

原作オペラ座の怪人 密室トリックの元祖「ガストン・ルルー」



原作の小説をやっと読み終わりました。
映画の感動の余韻がまだ残っていたのに、読み終えた時には、そんなの全く無くなりましたよ。
やっぱり映画のは「オペラ座の紳士」以外の何者でもない!
小説のほうはもっと怪奇ホラー&冒険モノです。
ちょっと推理もあるかな?
当時(今から100年くらい前)流行の推理小説と同じ、回想録風の文体なんですよ。
作者ガストン・ルルーは弁護士と新聞記者を経て作家になったそうです。
なんと、完璧な「密室トリック」を初めて創ったのは彼なのだとか。
それだけに伝聞調の文体もサマになっているし、推理トリックもなかなかですねえ。
(ちょっと強引な無理がある設定だったりもしますが)
100年前に書かれたとは思えない見事な小説だと思います。

しかし小説とかって昔からあまり読まないほうなので、無駄に伸ばす長編小説は辛かったですね。
中盤はひたすらクリスティーヌの思わせぶりな態度と、その恋人の苦悩でひっぱってました。
ここらへんは省略して欲しかったですね。
それに比べてラストはたたみかけるように終わるのです。
あんなに残酷で非道な怪人が「自分のために泣いてくれた」からと、
2人を解放するなんて・・・・ちょっと有り得ないなあ・・・・。

同情は愛なんかじゃないよう。
posted by :miyuki ◆2gCyH5Y5cY at 23:07| Comment(4) | TrackBack(0) | miyukiの日常2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

コメント:
miyukiさん こんにちは
お久しぶりですが元気にしてますか?小説や映画はここのところトンとみてないので、羨ましい限りです。近年観た映画では「トークトゥハー」(監督アルモドバル)、「イン・ディス・ワールド」(監督ウィンターボトム、同じ監督の「ウェルカムトゥサラエボ」は機会あれば観てみて!)などが印象に残っていて、小説はこれといってなく読み返しの泉鏡花、梶井基次郎、三島由紀夫など改めてその非凡さとオリジナリティに感動したくらいです。村上春樹などは随分と昔に読みふかした覚えがありますが、ある時期を境に背表紙を追うことはなくなりました。私見では彼の作品はある時はフィッツジェラルド、ある時はカポーティ、またある時はアーヴィング、そしてサリンジャーといった米国の作家を強く意識した作風とある読者層にしか通用しない共有感(やや選民意識がかったもの)に馴染めず今は一切読んでいません。オリジナリティを貫徹することはかなり難しいのかもしれませんが、作家はやはり独自性や特色を持った方がより面白いし愛しくなるものではないだろうかと思っています。いずれにしても冬の寒い日には暖炉の前で好きな本を読み珈琲を啜りながら時間を忘れたい・・・などと空想しております(苦笑。気がつけば択一本試験まで残り70日です。なにがなんでも択一を怒濤の如く突破し真夏の決戦・都の西北編(論文)に挑まねばなりませんね!インフルエンザが流行っているそうなのでお身体ご自愛下さい。エイエイオー!!
 p.s年始めよりmiyukiさんのブログを契機にトレダビ参加しております。株は全くの素人ですが一応いまのところプラスです。IT関連のジェットコースターなみの動きや業種によっては特定の動きをするなど最近気づいてきました。新聞等を読む際今までとは異なる視点で読んでみたり、Times、FT、BBCなどの海外メディアを今までになくみている次第です。日本のメディアは記者クラブ制度や再販制度などの規制に守られていて根幹に触れるような事を取り上げない傾向にあるようです。まあトレダビ、楽しく参加中というところです(笑。
Posted by 珊瑚 at 2005年02月27日 15:32
Lがころされたー!どうする!?ねえ、どうする!??
Posted by at 2005年03月01日 08:46
オペラ座の怪人、先日ギャガの友人からチケットもらいました。これから見に行きます。劇団四季のはTVで見ましたが、原作を読んだ方のコメントみるの始めてです。
それにしても、巨乳と司法試験と株式投資って、強烈ですね。
巨乳検事とか、巨乳弁護士事務所とか・・
Posted by 巨乳 at 2005年03月01日 12:11
怪奇ものなら「クトゥルー」のラヴクラフトやブラッドベリもお薦めですよ!
Posted by candyman at 2005年03月17日 22:16
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